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平成26年11月
日短
落ち葉
冬に入る
俳句
俳号
得点
鬼笑う話も増えて冬に入る
柏尾川
25
はいお金落ち葉抱えて我が息子
大富豪
12
彩りを並べて遊ぶ落ち葉かな
廻転
11
通い路に乾き落ち葉のサクサクと
漠得廊
10
日短や栞を挟み灯りつけ
め組
10
クロスビースティルスナッシュ落ち葉色
はち
8
針は4時急ぐ子の足日短か
三指奏
7
あかきいろ落ち葉ふみしめ朝の声
三指奏
7
川染める唐紅の落ち葉かな
瑞香
7
冬に入るひなたで丸く眠り猫
め組
7
走るバス影も消えゆく日短か
三指奏
5
日短無心にささがき夜を待つ
捨馬
5
朝寝坊深く反省日短か
鼬蜘蛛
5
日短や明日を想うが長くなり
め組
4
街路樹の薄影長し日短
鯰
4
日短心の涙乾かない
大富豪
4
陽を纏い家路を急ぐ短日よ
廻転
4
人妻と二度目の逢引日短
鯰
4
立ち止まり心写すは落ち葉哉
捨馬
3
冬に入る古いレコード聴きながら
鞄持
3
熊の子は母の夢見て冬に入る
鯰
3
冬に入る丸まる猫を撫で想ふ
捨馬
2
年越しの灯油燻り冬に入る
漠得廊
2
街灯りキラキラとして冬に入る
瑞香
2
冬に入る布団に入る魔力増し
落ち葉拾い
2
赤いまま落ち葉が雨に濡れている
柏尾川
2
冬に入る冷えた足先絡ませて
窓枠
1
街中の電飾ながめ冬に入る
鼬蜘蛛
1
鴨猟の習礼はじまり冬に入る
十一屋
1
衣装替え迷えしうちに冬に入る
はち
1
短日や十四時(にじ)に夕日の貌(かお)をして
瑞香
1
昼酒しまどろむうちに日短に
はち
1
散歩の出少し早めて日短く
鞄持
1
深呼吸一つ数えて冬に入る
廻転
0
久しぶり暖かな朝落ち葉かな
鼬蜘蛛
0
紅葉が散って色づく遊歩道
窓枠
0
師が走る訳はこれなり日短
十一屋
0
落ち葉道猿丸太夫声を聞く
鞄持
0
落ち葉踏み七つ越えたは八ヶ岳
落ち葉拾い
0
返信打つ指に宵闇日みじか
瑞香
0
赤鼻の彼女の笑顔冬に入る
大富豪
0
日短や恋人時間は長くなり
鼬蜘蛛
0
日短もいいねぬくもり足絡め
大富豪
0
日短し時計に目をやりまだ17時(ごじ)か
窓枠
0
恋心励ます灯り日の短か
柏尾川
0
冬に入る元気だったか寒太郎
三指奏
0
日の短赤ちょうちんが唆す
窓枠
0
一日を短く感じ日短
十一屋
0
帰路急ぐ短日小道険しくて
廻転
0
子供らの顔大人びる短日や
柏尾川
0
日短や銀幕スターの訃報しる
はち
0
熱燗や気づけば暮れよ日短
捨馬
0
小説の栞を落ち葉にするあなた
鯰
0
短日や部屋干し時間長くなり
鞄持
0
虫食いの落ち葉のお面君みたい
め組
0
落ち葉舞い寒さ増します帰り道
十一屋
0
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