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平成27年1月
春待つ
霜柱
湯豆腐
俳句
俳号
得点
何もなき日を湯豆腐で締め括り
め組
23
部屋照らす日なた追いかけ春を待つ
め組
15
宛先を書けぬ手紙が春を待つ
鯰
13
土塊も神と遊ぶか霜柱
柏尾川
12
通学の道それて踏む霜柱
やん
10
春待つも凍える空気また愛し
落ち葉拾い
9
湯豆腐の肌の白さに一目惚れ
はち
9
草を食む若駒の傍春を待つ
鞄持
8
種を蒔く春待つ土の香を聴いて
瑞香
7
夢叶う日まで踏まぬぞ霜柱
鯰
7
食卓の彩り乏し春を待つ
鞄持
7
去り際に霜柱踏む冬の恋
飛び入りうっちー
7
湯豆腐がケンカ見ながら荒修行
鼬蜘蛛
6
湯豆腐やわかっているのにまた火傷
落ち葉拾い
6
朝帰りそろりそろりと霜柱
はち
5
障子まど梅の枝かげ春を待つ
はち
5
具だくさんこれでは言えぬ湯豆腐と
三指奏
4
今日もまた財布に優し湯豆腐か
大富豪
4
窓辺にて春待つ日差し鳥の声
鼬蜘蛛
4
積もる憂さ日々掻き出して春を待つ
柏尾川
4
灰色の空に春待つ蕾かな
窓枠
4
もう少し芽が出るまでは春待つと
三指奏
4
雑草と云われる草も春を待つ
瑞香
3
年老いて群れから離れ春を待つ
鯰
3
膨らみし蕾の姉妹春を待つ
め組
3
春待つやおなごの肌に顔埋め
はち
3
風似合うワンピース飾り春を待つ
窓枠
3
こぽり揺れ食べ頃知らす豆腐鍋
瑞香
2
なつかしきこの感触は霜柱
大富豪
2
舗装され姿消えゆく霜柱
窓枠
2
霜柱朝の陽浴びて凛と立ち
め組
2
大寒に木綿豆腐とねぎを買い
やん
2
いい湯だな豆腐と徳利肩並べ
窓枠
1
春待つは我のみならん寒さかな
十一屋
1
襟立てて春待つ紳士ただ歩く
捨馬
1
湯豆腐は一人前がよく似合う
鞄持
1
霜柱大地の朝の伸び上がり
鞄持
1
携帯に春待つキミのメッセージ
鼬蜘蛛
1
春を待つ嘘という字を塗りつぶし
大富豪
1
春待つわあたし待つわの惰眠なり
柏尾川
1
霜柱さくさく鳴らし通学路
瑞香
1
霜柱踏んでみてから後悔し
十一屋
1
霜柱私の髪も持ち上げて
落ち葉拾い
1
湯豆腐の具にはでか過ぎ老舗なり
十一屋
0
春待つやまつ毛を濡らしじっと耐え
大富豪
0
ザクザク大人もウキウキ霜柱
三指奏
0
春待つは人だけでなく万物が
十一屋
0
狼もただひたすらに春を待つ
捨馬
0
合格の吉報祈り花活ける
やん
0
開け放つ春待つ窓はまだ寒し
三指奏
0
火傷舌湯豆腐のような接吻を
鯰
0
湯豆腐に野菜を入れて泣かされた
柏尾川
0
発表の掲示を前に手を握る
やん
0
テーブルに故郷の香り霜ばしら
鼬蜘蛛
0
掌を滑り落ちれば湯豆腐よ
捨馬
0
ラーメンの汁を飲み干し春を待つ
落ち葉拾い
0
裏通り暗がりに立つ霜柱
捨馬
0
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