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初雪


平成26年12月

俳句

俳号

得点

澄んだ黒初雪映し赤子の目 窓枠

20

初雪や積もる話も消え覚める 捨馬

15

初雪はただ突然に突然に 柏尾川

9

手のひらに落ちた初雪あの世から

6

初雪に除雪車の窓磨きあげ 落ち葉拾い

5

初雪や猫の足跡追いかけて め組

4

南方の友が目にする初雪を 十一屋

4

初雪の白球空に投げ入れる 柏尾川

3

初雪を喜ぶ顔を慈しむ 廻転

2

初雪や我が家へ急ぐ人の影 鼬蜘蛛

2

迎え酒初雪舞うは窓の外 捨馬

1

初雪に変わるか否か雨模様 鼬蜘蛛

1

ちらちらと鼻先こする初雪よ 廻転

1

初雪やチェーンの音で目を覚まし 瑞香

1

初雪や煙草の煙り燻らせて 鞄持

0

初雪やちらりはらりと湯船にも 瑞香

0

初雪を求め子犬は駆け回り 十一屋

0

初雪のだるまで遊びし武蔵小次郎 はち

0

初雪は夜の灯りに照らされて 三指奏

0

初雪や雪見だいふく買う合図 窓枠

0

初雪や空に伸ばした小さき手 鞄持

0

初雪に浮かれてるのは街ばかり 落ち葉拾い

0

初雪をこたつで眺め除夜の鐘 はち

0

初雪や灰色の空いっぱいに め組

0

手袋に落ちては消える初雪よ 三指奏

0

初雪や君との距離が縮む夜

0


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