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平成26年6月



俳句

俳号

得点

金魚鉢覗くふたりのおでこ合う 三指奏

19

水撒きや小さな虹に手を伸ばし 鼬蜘蛛

16

焼き場へのマイクロバスに虹の影 柏尾川

12

物干しで手ぬぐい金魚風に舞う

10

ぼろやかん麦茶出来たと湯気を出し め組

9

水草とワルツを踊る金魚姫 め組

8

独りでも家族の味がする麦茶 め組

8

思い出す麦茶に砂糖祖母の味 大富豪

7

戸惑いも晴れて南に虹架かる 鞄持

7

もうすぐで麦茶色した子供らが 落ち葉拾い

7

ここからは先はないぞよやれ金魚 板上

7

七色のリボンを空に天気雨 瑞香

6

デメキンは性格良いと思ってた 柏尾川

6

二日酔い虹が見えるか立小便 はち

6

手拭いの金魚も泳ぐゲリラ雨 瑞香

5

部活後(あと)飛び込む様に麦茶飲み はち

5

軒先を借りて休むは金魚売り 鞄持

4

夏祭り金魚にとっては別れの日 大富豪

4

敗退の悔しさと飲む麦茶かな 瑞香

4

初恋の彼女の家の麦茶かな 鞄持

4

ああ空に虹の架け橋また会える 大富豪

4

ひとやすみ麦茶の滴通り雨 三指奏

2

何よりもまずは麦茶を飲み干して 十一屋

2

庭の隅ネコと金魚とありがとう 鼬蜘蛛

2

艶金魚入れたり出したり花電車 はち

2

台所冷ます麦茶と君の声 鼬蜘蛛

2

夏休みどこんち行ってもまず麦茶

2

泳ぎ方忘れたオフィスの金魚たち 飛び入りうっちー

1

二回目のキスはなんだか麦茶の味

1

金魚はね翔んでるんだよほんとはね 落ち葉拾い

1

麦茶より水なの今は急ぎなの 落ち葉拾い

1

風呂上がり御猪口に一杯注ぐ麦茶 板上

1

麦茶汲み水滴ながめ雨を聴き 鼬蜘蛛

1

雨止んで虹が架かるは憧憬か 窓枠

0

二日酔いミネラル補給麦茶飲む 三指奏

0

バブルではこの肌もてた麦茶色 大富豪

0

無印のオシャレ麦茶が超うまい

0

麦茶とは名付けられない暇かな 板上

0

麦茶より冷菓を好くは子供たち 十一屋

0

猛暑来てついに金魚も音を上げた 十一屋

0

雨あがり虹出なくても心七色

0

汗かいたグラスがからんと音立てて 窓枠

0

雨上がるビルかける虹どこへ行く 三指奏

0

冷蔵庫に麦茶がいたこと忘れてた 柏尾川

0

いつまでもたどり着けない橋の下 板上

0

虹色は何色なるや天人よ 十一屋

0

麦茶注ぎ汗かくビーカーおろしたて 瑞香

0

虹眺め時が止まっているようで め組

0

垂直に伸びる虹みて頷いて 落ち葉拾い

0

素麺と麦茶と西瓜で三拍子 窓枠

0

湯上がりのマッサージ機と麦茶かな 鞄持

0

ぬるい麦茶ほのかにビールの味がする

0

お祭りの金魚いまでは鮒レベル

0

つけめんを食べて一口だけ麦茶 柏尾川

0

麦茶煮た茶渋のやかん懐かしく はち

0

赤い裾揺蕩う君は夏の踊り子 窓枠

0


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