TOPページ

平成26年8月



俳句

俳号

得点

南瓜切る君の姿が見てられない 落ち葉拾い

13

蚊遣り焚き虫さえ居らぬ独り者 め組

13

虫の音を追う足下のつたなさや 三指奏

12

蚊遣ぶた一巻分の夜仕事 瑞香

12

蚊遣り置く何事もない顔をして 鞄持

8

日の暮れにただ堂々と南瓜切る 鞄持

8

虫の籠鈴の音詰めてラジオなり

7

レコードを止めて虫の音生あくび 柏尾川

7

どすこいと地面に座る大かぼちゃ め組

7

山寺に鈴虫鳴いて芭蕉堂 瑞香

7

八百屋にて主婦が奏でる南瓜の音 小作姓

6

虫の音に耳そばだてるカギしっぽ 瑞香

5

歳をとり年々うまし南瓜かな 鼬蜘蛛

5

虫の音に袖をのばした日暮れ時 三指奏

5

虫の音やお猪口片手に目を閉じる 捨馬

5

夜に鳴く蝉の一声寝言かな 落ち葉拾い

4

湯気のぼり南瓜煮る音コトコトと 三指奏

4

虫の音と君の寝息のシンフォニー

4

虫の音の色の違いや旅の空 板上

4

静寂の中一筋の虫の声 め組

4

虫の音に気付く心のゆとりなり 落ち葉拾い

4

南瓜斬り力む観客花電車 はち

4

カミさんは南瓜が好きだ俺も食う 柏尾川

3

虫の音がさびしいやろと月の下 板上

3

虫の音を聴くのか最強ヒョードルも はち

3

川岸で洗われわらう南瓜哉 捨馬

3

ネェ、ナンデ虫の音の如く止まぬ姪 小作姓

3

束の間の姿消えゆく蚊遣火よ 捨馬

2

蚊遣りしてコロリいってよ憎き人 大富豪

2

ぺちぺちと叩きたくなる南瓜かな 板上

2

甘く煮た南瓜(なんきん)の色黄金色 窓枠

1

もう寝ます良き日に感謝蚊遣ブタ 柏尾川

1

蚊遣りよりハッカ油が効くらしい 板上

1

帰宅して心安らぐ蚊遣りの香 鼬蜘蛛

1

虫の音と奏でる夜空にロッケンロール はち

1

蚊遣りだと外へ出てゆく喫煙者 窓枠

1

虫の音や涼しさ告げる帰り道 鼬蜘蛛

1

蚊遣り見て祖父母のことを思い出し 十一屋

0

虫の音も滝の音にはかき消され 十一屋

0

虫の音や祖母の唄声思い出し 鞄持

0

ゆく風と虫の音聞ゆ旅のあと 捨馬

0

蚊遣りの火祖父の思い出立ち込める

0

虫の音がはじまり終わる四季の唄 大富豪

0

蚊遣りなう蕪村もビックリムシコナーズ 小作姓

0

線香に我慢比べの蚊と我が身 落ち葉拾い

0

虫の音を何も言わない君と聴く め組

0

クーラーを止め冴え渡る虫の音や 小作姓

0

デング熱千代に八千代に蚊遣り香 はち

0

夢を見た南瓜の馬車で舞踏会 大富豪

0

南瓜(なんきん)の冷たいポタージュ君の味

0

虫の音や少し寝るのを遅くして 鞄持

0

頑張れよさみしいけれど虫の声 柏尾川

0

虫の音と夜風報せる衣替え 窓枠

0

南瓜でも唐茄子でも良し美味なれば 十一屋

0

隣家から虫の音届く夏休み 鼬蜘蛛

0

束の間の寝息導く虫の音 窓枠

0

菓子を焼きジャックオランタン庭に置き 瑞香

0

想いはせ煙くゆらす蚊遣り豚 三指奏

0

肩寄せて虫の音聞いて愛語ろ 大富豪

0

滝行の気合いに虫の音打ち消され 十一屋

0


TOPページ