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平成27年2月



俳句

俳号

得点

縁の下めざし嗅ぎ付け忍び足 板上

13

頭からいやしっぽから目刺し食う 三指奏

11

春風に口角上がる石仏 鞄持

11

足止める花屋の桶に梅の枝 鼬蜘蛛

10

段々の芽吹き掠めて春の風 板上

9

春風を結わえてみせた君の髪 つばめ

8

制服の袖の長さに春の風 三指奏

7

春風が髪に花片の手紙付け め組

7

春の風ただ生きていく健やかに め組

7

梅香り時を忘れて散歩道 はち

6

少しだけ気取って愛でる梅の花 三指奏

6

目刺し焼く煙りに家路急がされ 瑞香

6

帰り道角を曲がれば春の風 捨馬

6

春の風となりの人で暖をとる 迷子鳥

5

目刺し焼くかまどの護符も新しく つばめ

5

ようやくと腰を上げれば春の風 落ち葉拾い

4

梅の花微かな熱が野に滲む 落ち葉拾い

4

兎二羽月の砂漠に春の風

3

めざし食い散歩に行こかまた寝よか め組

3

かわいそう目刺しに思った幼き日 迷子鳥

3

影短色も明るき春の風 捨馬

3

朝露を招き入れたる梅の白 板上

3

春の風ふわりと飛んであの街へ 大富豪

3

春の風笑顔行き交う仲通り 鼬蜘蛛

3

咲きたくて梅の蕾も待ちきれぬ 迷子鳥

3

公園で酒がのめるぞ春の風 三指奏

2

梅が香や巻き髪を解く大年増 鞄持

2

春風に心の雪も溶かされて 落ち葉拾い

2

祖父の梅今年も咲いて七回忌 め組

2

うら梅の楠玉淡く紅ひいて 瑞香

2

愚痴話し目刺し炙るは八丁堀 はち

1

乳のみ児をあやす手つきと春の風 つばめ

1

眼帯をかけて目刺しを喰らう君

1

春の風お供の花粉置いてこい 十一屋

1

まどろみて梅の花弁舞い落ちる 捨馬

1

彼方から花に呼ばれし春の風 鼬蜘蛛

1

憂鬱を薄紅にする春の風 迷子鳥

0

春の風フレッシャーズの背中押し 瑞香

0

手を繋ぐ二人の隙間に春の風 大富豪

0

閃いた梅味のガム噛みしめて

0

春風に人待ち揺れる黄ハンケチ はち

0

南方で恋しくなりしは梅干しか 十一屋

0

春の風俺の背中のでつむじ巻く 板上

0

余寒にも負けじ咲くのは梅の花 大富豪

0

春風や闇をまたいで何処へ行く

0

見えぬゆえ香りよこすか目刺しども 鼬蜘蛛

0

貧乏と言われて結構日々目刺し 大富豪

0

香ばしき目刺し眺めて口弛む 捨馬

0

眼鏡屋で視力を計る目刺しの群 落ち葉拾い

0

一束の目刺し挟んで老夫婦 鞄持

0

目刺し見て思い出すのは土光さん 十一屋

0

時めぐり北斗七星春の風 瑞香

0

妹よ飛梅のような恋なれど つばめ

0

春風と云う名の煎茶勧められ 鞄持

0

花粉とも仲良しこよし春の風 十一屋

0

医療用麻の種蒔き春の風 はち

0


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