俳句 |
俳号 |
得点 |
---|---|---|
横たわる秋刀魚の愚痴を聞いてやる | 鯰 |
12 |
炭火舞い見目麗しき秋刀魚かな | 窓枠 |
11 |
まだ食える限界攻める焼き秋刀魚 | 鼬蜘蛛 |
11 |
秋刀魚食い空いちだんと高くなり | 柏尾川 |
9 |
品書きの「新秋刀魚」の文字あざやかに | 板上 |
9 |
汁すすり白飯うまし焼き秋刀魚 | はち |
7 |
携えしサンマの剣ホヤぼーや | 瑞香 |
5 |
タワーすら覆うは秋刀魚の煙なり | 十一屋 |
5 |
伸びる箸ほろりと苦き秋刀魚かな | 鞄持 |
5 |
ボロ一間気合い一発焼く秋刀魚 | 柏尾川 |
4 |
秋刀魚焼く君を骨まで愛してる | 鯰 |
4 |
行儀良く並び光るる秋刀魚哉 | 捨馬 |
4 |
秋刀魚の香火にかけ再度空泳ぐ | 小作姓 |
3 |
酒をさし秋刀魚刺しつつ半身焼く | 捨馬 |
3 |
化粧してさあ晴れ舞台焼秋刀魚 | 三指奏 |
2 |
秋味が出れば脳裏にあのさかな | 窓枠 |
2 |
思い出は煙の中に秋刀魚焼く | め組 |
2 |
食卓に所狭しと秋刀魚かな | め組 |
1 |
去年とはちがう秋刀魚のほろ苦さ | 板上 |
1 |
銚子より根室の秋刀魚と半可通 | やん |
1 |
一笊(ざる)の秋刀魚は重い独り身に | 落ち葉拾い |
1 |
秋刀魚食い季節の変わり意識する | 十一屋 |
0 |
憧れは秋刀魚をキレイに食べるあの人 | 小作姓 |
0 |
秋刀魚にはわからぬ君のこの旨さ | 大富豪 |
0 |
古備前に青く尖った秋刀魚かな | 鞄持 |
0 |
堂々と備前を見下ろす焼秋刀魚 | はち |
0 |
七輪と親父の出番秋刀魚かな | 落ち葉拾い |
0 |
秋刀魚刺し馴染みの店でもう一杯 | 鼬蜘蛛 |
0 |
選り取りぬ秋刀魚の口の黄色いの | 瑞香 |
0 |
庭先で七輪秋刀魚準備よし | 大富豪 |
0 |
庭に出て七輪秋刀魚酒うまし | 三指奏 |
0 |